わきがの基礎知識

MENU
ニオイを感じるメカニズム

そもそもニオイとはなんなのでしょうか?ここで少し人間がニオイを感じるメカニズムを見てみましょう。
においのもとになる物質は、非常に小さな分子で、空気中を浮遊しています。この小さな分子が、鼻に入ると、 鼻の一番奥にある嗅覚細胞を持った鼻粘膜という部分に付着します。
そこで、脳中枢のニオイを司る器官へ信号が送られ、 ニオイとして感じることができるわけです。
一口にニオイといっても、様々な種類があり、人間がかぎ分けられるものだけでも、200種類あるといわれています。

 

 

人間の五感

人間の五感は視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚ですが、このうち嗅覚だけ他の感覚とちがった仕組みをしています。
人間は何か刺激を受けた場合、信号を脳の中枢に伝えます。嗅覚をのぞいた視覚・聴覚・触覚・味覚の信号は、 理性や知性といった高度な精神活動を行う「大脳皮質」という新しい皮質で処理されます。
しかし、嗅覚の信号だけは「大脳辺緑系」 という古い皮質に送られています。この大脳辺緑系は、食欲や性欲という人間が生きていくためには、 欠かすことのできない欲求を司るところです。
動物の本能や感情の中枢といえます。
「よいニオイ」も「悪いニオイ」も感じる仕組みは同じなのですが、その判断は脳が行っているんですね。

 

 

 

思春期とわきがについて

一般的にワキガは、思春期の頃に発生します。 女性ならば、初潮を迎える時期に、 男性は声変わりが始まる時期です。
なぜ、思春期になるとワキガが発生するのでしょうか?
人間は、思春期を迎えるようになると性ホルモンの分泌が活発になります。 ワキガの原因となっているアポクリン汗腺は、この性ホルモンの影響を受けて活発になるので、 ワキガがニオイ始めるのも思春期の頃になるというわけです。
ニキビも思春期になると増えやすくなりますが、 これも性ホルモンが影響しています。
また、思春期になると皮脂の分泌も活発になります。皮脂もワキガのニオイの原因となっている物質なので、 思春期にワキガが発生する原因の一つとなっています。
わきが臭は、アポクリン汗腺や皮脂腺の活発な思春期の頃に発生し、性ホルモンの分泌が終わる更年期になるとワキガのニオイも減ってきます。
このようにわきがは、性ホルモンの活発とともに発生しているということがわかります。